一応は「噂とデマの…」と銘打っているサイトなのに、ニュースばっかり扱ってる『ラ・シーネ!』ですが、歴史的・世界的な「デマ」の話題がCNNで報じられてたので、今回はこれをピックアップ!
◆「ツタンカーメン王の呪い」は作り話?(12/22、CNN)
「ツタンカーメンの墓を発掘した関係者が「王ののろい」で次々と死んだとの言い伝えは、全くの作り話だとする調査報告を、オーストラリア・メルボルンにあるモナッシュ大学のマーク・ネルソン教授が、20日付の英学会誌に発表した」
英考古学者のハワード・カーターによって1922年に発掘が開始されたツタンカーメン王の墓。発掘の資金援助をしていたカーナーボン卿が発掘開始から数週間後に急死したことから、「王の呪い」が発掘関連者にかかると噂になった…というのが定説。
しかし、調査によると、- 当時新聞で報じられた「王の平穏を破る者は、死がもらたらされる」という碑文は存在しない
- 王の呪いを受ける可能性があった25人の平均寿命は70歳で、特に早死にしたわけではない
…ということラシー! ふーん、つまりは壮大な「デマ」だった…ということなのね。しかし。
それが事実かもしれない…というか、そのとおりなんだろうけど、真実ってのも無粋だなあと思う。古代エジプトの文明が我々にとって魅力的であるのは、歴史的な事実はもとより、こうして流布されるデマにすらその価値がある…と、歴史学者でもなんでもない僕なんかは感じるのだけどね。逆にこんなデマがもっともらしく感じられる神秘性にこそ、古代エジプトの真実がある――なんて詭弁にすぎないのかな?
そもそも今の時代に「呪い」だなんだと信じる方が少ないわけで、誰だってそんなことはわかってる。それでも「呪い」は信じてなくても、「呪い」を恐れる気持ちは真実で、誰もが抱いているものでもある。ありもしない「呪い」が噂として世界中に広まったこと自体、犯すべからぬエジプトの神秘性を守るための、装置としての「呪い」が発動した…とも言えなくない。
なーんて、クソまじめに考えなくとも、100歳まで生きるはずの人が皆70で死んじゃったとしたら、それはそれで充分に「呪い」じゃん! いや〜ん、超コワ〜い!!
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